めいさんって、春夏秋冬何が好きですか?

悩むけど、秋。しかも11月の若干寒くなってきた時。

 

初対面や、日常会話で頻繁に聞かれるこの質問。
私はいつも答えに困る。
それぞれに私が抱いている印象が異なるからだ。

 

まずは春。
電車も混むし、服装何着ればいいかわかんないし、
実は晴れの日が少ないからあんまり好きじゃない。
でも、桜が咲けばそれはそれで綺麗だなって思うし、
何となく新しいことを始めたくなるし、体も冬眠から覚めるように活発になるから、
嫌いにはならない。
出会いと別れの季節とはよく言ったもので、
人生における縁の刹那を感じるのもこの季節。

次に夏。
暑いし、汗っかきなのであんまり好きじゃない。
だけどみんなの浮き足だった感じとか、
なんか遠くに行きたくなる気持ちが湧いてくるのもこの季節。
嫌いじゃない。
そして洋服もTシャツにデニム、そしてビーサンで歩けるようになるこの季節が好き。
あの夏にしか着れないようなビビットな色の服装をするのも好きだから、
嫌いになりきれない。
そして、何と言っても私は夏に波打ち際で聴くような音楽が大好きだ。
まあとりあえず波感じてビール飲もうぜみたいな感じの音楽。
気楽になっちゃうから、夏も好き。

 

秋。
ちょっとずつ寒くなってきて、パーカー一枚でちょうどいいくらいの気候が大好き。
アイスコーヒーよりホットラテがちょうど良くなってくるタイミングが良い。
ちょっとセンチメンタルな気分になってきて、
少しずつ澄んできた空気を肺いっぱいに吸い込みながら見る夕焼けが好き。
ちょっとずつ暗くなるのが早くなってきて、
夜が長くなってくるタイミング。
ちょっと人生について考えちゃったりするのもいいし、
仲間と屋上で語り合いながら、コーヒーを飲むのも楽しい時間がやってくる。
そんな時間が多くなってくるこの季節が私は好き。

 

冬。

寒い。
でも寒いからできることも増える。
みんなで鍋つついたり、おでん食べたり。美味しいよね、シンプルに。
でも人肌恋しくなったり、自分の気持ちが落ち込みやすくなったり、
自分のメンタルが不安定になるのもこの季節だから悩ましい。
クリスマスも自分がずっと飲食にいたからか、嫌い。
あの浮き足だった感じでやってくる人々相手に仕事するのも
何だか慣れてきたが、やっぱりあのマライアキャリーの曲は
何年経っても好きにならない。
それが終わればいいのだが、クリスマスを彷彿とさせる冬はまだまだ好きになれない。

 

違ったベクトルでの好き嫌いだからどうしてもまとまらないな。。。
でも私は四季のある国に生まれて、その季節ならではの空気感や人々の雰囲気を
感じることができて本当に嬉しい。
そして、何となくこれからの人生はそれを楽しんでみようという気分にもなっている。

こんな感じ。
きっとまた好きな季節は変わる