人格ってだれも否定しちゃいけないよね

自己肯定感を下げてくる人が私はとっても苦手。

 

というのもわたしの社会人人生始まってからのこと。
新卒一年目。
右も左もわからないうえに、
社会人としてのあたりまえがとことん欠落していた私は、
正直仕事をなめていたんだと思う。


ある日私の上司なる人が中途採用で入社してきた。
上司という響きがなんだかうれしくてわくわくしていた当時の私は
地獄に落ちた

 

最初で最後のパワハラを受ける
今思い返せば私がいけないと思うこともあったが、
何かやらかすたびに私が休みの日だろうが呼び出し、
頭ごなしにしかりつけられた。怒鳴られた。
人格さえも否定された
そして、あとからそれをフォローするように
やさしいことを言ってくるのもいやだった。
いやな思いをするってわかってるなら、
最初からそんな怒鳴り方しなくてもよかったのに。

 

その人が絶対やらない朝6時出勤のシフトも
私は頑張っていっていたのだが、ある日突然心がぽきっと折れた
最初で最後の仮病で欠勤した。
上司の上司に朝4時に電話して、嘔吐したから休みますって言えた。
とってもすっきりした。
その日のうちにその話が社長の耳に入り、私の上司は結果的には退職していた。

それが私が苦手やなこの人って思った最初の出来事。

その後、私は職場が一緒だった人と付き合い始めたのだが、
その人も自己肯定感を下げてくる系男子だった。
口を開けば、私に対して「でぶ・ぶす・ばか」のオンパレード
大事に育ててくれた両親の顔がかすむくらい、
本当に私は自分の容姿に自信がなくなった

そのうち自分の価値観もなんだか間違っているのではないかと思い始めた。
というか、自分がなにがしたいのかわからなくなった
一生このままこの人といるのだろうか。

って思っていたんだけど、大阪に引っ越して遠距離になったタイミングで
私には人生をかけて大切にしたい友達が大勢できた

みんな私を受け入れてくれて、話を聞いてくれて、
アドバイスもくれて。誰一人私の人格について何も言わない

 

そっか、私は私でいいんだ
って思えるようになった。
それから私は自己肯定感が下がるような人と付き合うのはやめた。
よく考えてみれば自分の人格を否定する権利はだれにもない

自分は自分でしかないし、自分を振り返ることができるのは結局自分しかいない。
だから、それからというものの、私は生きるのが随分と楽になった。

 

だから、自己肯定感を下げてくる人はこちらから願い下げだ。